購書記録2022/8/27
【最近買った本】
2022/8/27 千葉の某ブックオフにて。
『東京路線バスの旅』(トラベルジャーナル)
普通の都バスの紹介本かと思ったら、著者が
宮脇俊三・枝川公一・泉麻人・奥本大三郎・イッセー尾形・佐々木幹郎・金井美恵子・森まゆみ・大槻ケンヂ・根本敬・田中小実昌・林家こぶ平・ヒサクニヒコ・亀和田武
……と、知っている人だけでもかなり豪華だったので購入。
ただ目次をみても「園11系統 田園調布駅東口―国際線ビル前」「門33系統 亀戸駅前―豊海水産埠頭」などという示し方なので正直わかりにくい。
デルフィニアが読みたくなってブックオフで探してみたら、意外にどこにもなくて、先にこちらが見つかってしまった。とはいえ原作を先に読みたいので当分のあいだ封印。
野中英次『ハタキ①・②』(イブニングKC)
野中英次の未完の傑作。謎のペット・ハタキをめぐってダメな男たちが知らないうちに巨大な陰謀に巻きこまれる、ホラーともギャグともつかない異色作品なのだが、あと1巻で終わりそうなところで連載がとまってしまった。
どんな過酷な状況でもギャグに落とす手腕はさすがなのだが、未収録部分を国会図書館で読んだところ笑いの成分があきらかに減っており、正直なところ今後完結しても満足できるものになるかどうかはわからない……が、ぜひ完結させてほしいものだと思う。
1・2巻ともに実家にあって、コロナ禍のせいでながらく読んでいなので、懐かしくなって購入。2巻は微妙なプレミアがついているし。
他はアンドリュー・カウフマン『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』(東京創元社)、鎌田慧『声なき人々の戦後史(上)』(藤原書店)、伊藤薫『八甲田山 消された真実』(山と渓谷社)、河盛好蔵『親とつきあう法』(新潮文庫)など。
他、計90冊。