【最近買った本】
2022/9/4 千葉の某ブックオフにて。
河合隼雄の本は、読むと気持ちが軽くなって頭も良くなった気分になれる。
この本、買った帰りに「これもう持ってなかったっけ?」と不安になったのだが、帰ってから確認したら『カウンセリングを語る(上・下)』の講談社+α文庫版だった。これも単行本は創元社である。まぎらわしい。
大宅壮一賞受賞と帯に書いてあるのが見えて、よく確かめずに買ってみたら、「大宅壮一賞受賞第一作」だった。とはいえこれは短文集という感じで、佐藤優の代表作はいずれも長すぎて読むのが大変なので、これはこれでちょうどよかったかもしれない。
山田智彦『天狗藤吉郎(上・下)』(講談社文庫)
上下巻だが完結しておらず、『城盗り秀吉』『秀吉暗殺』各上下巻と続くらしい。山田智彦は企業小説・怪奇小説・歴史小説といくつもの顔を持ち、しかし誰も読んでいる人を見たことがない、不遇といえば不遇の作家である。最近はリバイバルも多いから、いずれ再評価の可能性もあるのだろうか。
警察官にしてエクソシストという、マンガみたいな経歴の著者によるノンフィクション、らしい。アマゾンの評価がやたらと高い。『NY心霊捜査官』というタイトルで映画化もしたようである。表紙が良い感じに不気味である。
他に赤松俊輔他『天皇論を読む』(朝日選書)、松岡圭祐『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』(講談社文庫)、前原政之『池田大作 行動と軌跡』(中央公論新社)、島田裕巳『民族化する創価学会』(講談社)、秋谷栄之助『旭日の創価学会②』(第三文明社)(並んでいたのでなんとなく買ってみたが、この辺もしかしたら同じ人が売ったのかも)、今野浩『工学部ヒラノ教授の事件ファイル』(新潮文庫)など。
他、計68冊。比較的小さい店舗だったので少なめ。