津本陽の『わが勲の無きがごと』を読んだ。 物語の中心となるのは、ニューギニア戦線から生還したある男。戦後、平穏な日々を送っていた彼は、ある日ふとした事故で死んでしまう。彼の義弟が語り手となり、存命中は明かされることのなかった彼の内面が暴かれ…
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