DEEP FOREST/幻影の構成

読書記録。週2冊更新。A:とても面白い B:面白い or ふつう C:つまらない D:読むのが有害

2007-01-01から1年間の記事一覧

というわけで、約半年ぶりの更新です。 これからは月一回は更新していく予定ですので、 温かく見守っていてくださると幸いです。 引用した表紙などについても、もっと良い例があったら是非教えてください。 それでは、長々と失礼しました。

「セクシィ・ギャルの大研究」について

セクシィ・ギャルの大研究 上野千鶴子 光文社カッパ・サイエンス 昭和57年刊 定価690円セクシィ・ギャルの大研究―女の読み方・読まれ方・読ませ方 (カッパ・サイエンス)作者: 上野千鶴子出版社/メーカー: 光文社発売日: 1982/10メディア: 新書購入: 1人 クリ…

再始動。

「little Fat Man boy」について

Trailers(Silver)(初回限定盤)(DVD付)アーティスト: LM.C出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2006/10/04メディア: CD クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見る。 LM.Cとは、lovely-mocochang.comの略。 元Pierrotのギタリスト・A…

お久しぶりです。

「超能力サラリーマン・タカツカヒカルのヒーリングセミナー」について

「超能力サラリーマン・タカツカヒカルのヒーリングセミナー」高塚光 東急エージェンシー 1994年超能力サラリーマン タカツカヒカルのヒーリング・セミナー作者: 高塚光出版社/メーカー: 東急エージェンシー出版事業部発売日: 1994/06メディア: 単行本購入: …

「生体実験 ある小児科看護婦の手記」について

「生体実験 小児科看護婦の手記」清水昭美 三一新書(1964年)生体実験―小児科看護婦の手記 (1964年) (三一新書)作者: 清水昭美出版社/メーカー: 三一書房発売日: 1964メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る 「きこえる あの声 密…

「いちど変装をしてみたかった」について

いちど変装をしてみたかった (講談社文庫)作者: 桝田武宗出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見る「あなたにはできるかな?」 内容は読んで字の如し。 恐らく誰もが持っているであろ…

帰省するのでしばらく休みます。 次回更新は3月13日頃の予定。お楽しみに。

「アルタイルから来たイルカ」について

「アルタイルから来たイルカ」マーガレット・セント・クレア 矢野徹訳 ハヤカワ・SF・シリーズ 1969年発行 “THE DOLPHINS OF ALTAIR“ Margaret St.Clair アルタイルから来たイルカ (ハヤカワ文庫 SF 508)作者: マーガレット・セント・クレア,矢野徹出版社/…

勿論買った本はこれで全部というわけではない。 ちなみに先月は216冊買った。 今月も多分それくらい。部屋が狭い。

最近買った本・あるいは読まずに書評

<小説> ・『北の河』高井有一 文春文庫 表題作は芥川賞受賞作。 気になる小説のメモ、というのを昔つけていたことがあって、その一つ目である「夏の日の影」を収録。 はるか以前国語の問題で「夏の日の影」というのを読んで感動し、 ずっと気になっていた…

「蒸発 人間この不思議なもの」について

「蒸発 人間この不思議なもの」鎌田忠良 三一新書(三一書房刊、1968年)蒸発―人間この不思議なもの (1968年) (三一新書)作者: 鎌田忠良出版社/メーカー: 三一書房発売日: 1968メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る「ひとことでい…

回答編・「セカイ系」の終焉と新伝綺

「暴力」が主題となる文学が書かれる中、 その「暴力」はどこへ向かうのか―― 井口時男の問いに対して一つの回答を提示するのが、 「伝奇、再燃――偽史を捨て、人外魔境を歩く理由」(飯田一史、『Studio Voice2007年2月号 特集・「80’sカルチャー」総括』)S…

問題提起編・「『中学生式』文学」論

「『中学生式』文学の行方は?」(井口時男、読売新聞2006年10月3日)この論考を書いた井口時男は、1953年生まれの文芸批評家、東京工業大学教授。 著書は『柳田國男と近代文学』(伊藤整文学賞)、『悪文の初志』(平林たい子文学賞)、 『危機と闘争――大江…

デーモン小暮閣下『夜中の学校 悪魔の人間学』について

http://books.yahoo.co.jp/book_detail/18820916『悪魔の人間学』デーモン小暮 マドラ出版 1993年刊 「吾輩が、今回この講義を担当することになったデーモン小暮である。これから四回にわたって、どんなことについて話そうかなと、いろいろ考えた結果、この…

『時をかける少女』の絵について

アニメ映画『時をかける少女』(細田守監督)において重要な役割を果たしているのが、 主人公・真琴の叔母・芳山和子が修復し、博物館に展示していた古画「白梅ニ椿菊図」である。「記者ノート・“時をかける絵”見ましたか」(読売新聞2006年8月31日、前田恭…

伊藤俊治『生体廃墟論』について

『生体廃墟論』伊藤俊治 リブロポートhttp://totodo.jp/SHOP/F3-019.html 「体のなかで“戦争”がはじまっている。 “劇場都市”から“電子都市”へ。大気中に張りめぐらされたメディアのヴェールは、人間の生活環境から生態系にいたる地球規模の広がりを獲得して…

初めまして

初めまして。 nukuteomikaと申します。 書評中心でやっていきます。 元々伊藤俊治『生体廃墟論』を長々と語りたいがために突発的にはじめたので、 この先どうするかはあまり考えていませんが、 あまり一般には知られていない本の紹介を中心に、 とりあえず週…