DEEP FOREST/幻影の構成

読書記録。週2冊更新。A:とても面白い B:面白い or ふつう C:つまらない D:読むのが有害

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

黒岩重吾の『紅蓮の女王 小説推古女帝』(中公文庫、1981年、単行本1978年光文社刊)を読んだ。 しかしまあ、ひねりのない表紙である。もしかして使い回しかと思って、永井路子の『太平記』をひっぱり出してきたが、かたや炎、かたや(多分)夕焼けで、装幀…

星新一の『夢魔の標的』(新潮文庫、1977年、単行本1964年早川書房)を読んだ。 ショートショートの神様と呼ばれた星新一の、数少ない長編小説の一つである。彼の長編は、『ブランコの向こうで』や『声の網』などの連作長編を除けば、これと『気まぐれ指数』…

嶽本野ばらの『デウスの棄て児』(小学館、2003年、文庫版2008年、kindle版2013年)を読んだ。デウスの棄て児作者: 嶽本野ばら出版社/メーカー: 小学館発売日: 2003/06メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (26件) を見る 天草四郎を主人公に…