DEEP FOREST/幻影の構成

読書記録。週2冊更新。A:とても面白い B:面白い or ふつう C:つまらない D:読むのが有害

買った本@ブックオフ門前仲町


<小説>
『道 私立探偵飛鳥井の事件簿』笠井潔 集英社文庫
『実朝の首』葉室麟 角川文庫
『鬼切り夜鳥子』桝田省治 ファミ通文庫
『となプリ』七海ユウリ 美少女文庫


<評論・エッセイ>
『サルの正義』呉智英 双葉文庫
『日本語 上・下』金田一春彦 岩波新書
アインシュタインが考えたこと』佐藤文隆 岩波ジュニア新書
『なにもない旅 なにもしない旅』雨宮処凛 光文社文庫
『不実な美女か貞淑な醜女か』米原万里 徳間書店
ケータイ小説的。』速水健朗 原書房
『平らな時代』永江朗 同
『ジャズ最後の日』加藤総夫 洋泉社
『現代ロシア経済論』中山弘正ほか 岩波書店
『ラブシーンの言葉』荒川洋治 四月社
エッシャーが僕らの夢だった』野地秩嘉 新潮社
『大学講義 野望としての教養』浅羽通明 時事通信社
ジャンヌ・ダルク』ジュール・ミシュレ 中公文庫
『理解できない悲惨な事件』リンダ・ウルフ 晶文社


<コミック>
ブラッディ・マンデイ5』龍門諒恵広史 マガジンKC


<DVD>
機動戦士ガンダムSEED vol.11〜13』

・収穫はミシュレの『ジャンヌ・ダルク』。『魔女』しか知らなかったがこういうのを書いてたとは
・笠井の本はあれば買ってるけど、短篇集はあまり好きではないのでどんなものか
・葉室は評判をあまり聞かないが、最近注目の時代小説家らしい。
桝田省治の『鬼切り夜鳥子』(「ぬえこ」と読む)は、冒頭に「高山みなみの声をイメージして読んで欲しい」旨のことが書かれてあって、あとでwikiを読んで笑った
美少女文庫はあれば買ってる
・『サルの正義』は全共闘をめぐる回想が載っている
・『日本語』は新版。あまり考えることのない、言語学の対象としての日本語論
・『アインシュタインが考えたこと』というタイトルは、ブルーバックスにあった『アインシュタインはこう考えた』を思い出させるが、これらがアインシュタインに対する評価の一側面を表しているようで興味深い。
・なんとなく旅行エッセイを集めている。雨宮のこれは本当に何もしないらしいので、旅先で何をすれば良いのかわからない自分にはちょうどいいかもしれない
米原万里は最近ブックオフに増えてきた気がする。文庫化が進んだせいもあるだろうけど
・『ケータイ小説的。』は昔話題になってた。『アーキテクチャの生態系』あたりとあわせて読むべきか?
・『平らな時代』は佐倉統インタビューが楽しみ。今西批判とか
・『ジャズ最後の日』は「脳+社会+音楽理論というかつてないアプローチ」とのこと。むしろ洋泉社ということで買ってみた
・『現代ロシア経済論』は真面目な論文集。正直読んで理解できるかどうかわからない
・『ラブシーンの言葉』は恋愛小説に関するエッセイ集。
・『エッシャーが僕らの夢だった』は、エッシャーをめぐる60〜80年代回想記らしい。磯崎新とか出てくる。
・『野望としての教養』はいつもながら情報量に圧倒される
・『理解できない悲惨な事件』は猟奇事件をめぐるノンフィクション。各事件結構掘り下げているようだ
・『ブラッディ・マンデイ』は最近はまっている漫画。最初は心理的な錯覚を利用したトリックが小気味良かったが、少々無理が出てきた
・『ガンダムSEED』はラスト3巻が一気に手に入った。あとは4〜10が手に入れば…