DEEP FOREST/幻影の構成

読書記録。週2冊更新。A:とても面白い B:面白い or ふつう C:つまらない D:読むのが有害

 顔は能面みたいで感情は平板なのに、声だけはバラエティー豊か、なんて人はいません。
「あの人、冷酷で冷たいんだけど、声だけは七色の表情があるんだよね」なんて人はいないのです(いたら、ドラマとしては面白いですね。顔が無表情なのに、声にはものすごく表情のある人。……声優さんの世界にはいるんでしょうか?)。
――鴻上尚史『表現力のレッスン』(講談社)p.82

言われてみれば、『ツイン・ピークス』の吹き替えで感情豊かに喋るクーパー捜査官が悪夢じみてるのはそのせいか。
で、声優はどうなのだろうか。