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先日、カヅホ「キルミーベイベー」と異識「あっちこっち」を読んだが、
どちらもあまりにもツッコミが杜撰すぎて読むに耐えなかった。
思い返すと、どちらも困ったら殴って解決していたようにみえた（実際はそうでもないかもしれないがこういうときは暴力的な手段ばかり印象に残ってるものだ）。

どつき漫才というのがもともとそういうものなのかもしれないし、
キャラクターに思い入れがあればそれなりに読めるのかもしれないが、
しかし僕はその状態になる前に早々に飽きてしまったのである。
コレに比べるとたとえば大沖「はるみねーしょん」なんかは、
読み返すといい加減なようで実に高度なボケとツッコミの応酬がなされていることに驚かされる。
（個人的に「ゆるぎない!!」が大好き）

しかし「あっちこっち」は、1話からろくな紹介もなくあたかも既知の作品のように進んでいくのは驚いた。
なんだったんだアレは。